私は子供たちの小学校入学前に先取りの学習はさせない方針で考えていました。理由は
- 既に知っていることで学校の勉強がつまらないと思って欲しくなかった
- 知っているからと授業をきちんと聞かなくなったら嫌だなと思った
- 学校で教えてもらうことは学校で教えてもらい、学校で教えてもらえないことに家で時間を使いたいと思った
こんな感じでした。子供達は現在中学2年と小学6年生になりましたが、もしもう1人子を育てるとしても先取りはしないで同じように子どもの様子を見ながら嫌にならないように家庭学習をすると思います。
我が家は中学受験無し、塾なし家庭学習で成績重視という訳でもなくゆるくやっています。こんな人もいるよということで記録しました。
読み書きそろばん
子供達が幼稚園時代にヨコミネ式という学習法をテレビで見て、当時どんなものか興味をもち本を買い読みました。
私はちょっと気になったので、本を読んで、読み・書き・計算ができた方が良いのかーとなり、取り入れてみようと思いました。本の通りにちょっとコピーしてやってみたのですが、勉強させてるって感じがして私自身もだし、私が子供だったら全然面白くないなと思ったので続けられませんでした。遊びの延長で楽しく遊んでたら覚えてたみたいな感じになればラッキーだなと思い自分なりに工夫してみました。
読み
絵本は寝る前に読んでいました。図書館で適当に借りて、本棚に置いておき、子供達が好きな絵本を持ってきた物を読んで、ちょっとその本の内容を質問したりして、話してから寝るのが習慣になっていました。
二人とも3歳くらいでひらがなは読めていたと思います。勉強という感じで覚えさせた記憶はなく、
お風呂にポスターを貼り入浴中に遊び
あとは【こどもちゃれんじ】の付録とDVDで遊んで勝手に覚えた感じです(笑)
下の子も上の子の【こどもちゃれんじ】の付録で遊んで覚えていました。ひらがなカルタ、ひらがなマシーン、ひらがなパソコンなど色んな付録が付いてくるので完全にそれまかせでした(笑)
あとこのアンパンマンの言葉図鑑も大分活躍していました。
下の子はZ会 幼児コースをやっていました。付録は上の子のチャレンジがあるからいらないなと思って下の子は付録のないZ会 幼児コースを選びました。
Z会 幼児コースはドリルのような冊子は量が少ないのですが、経験という親子でやる課題があり、例えば親子でパンを作ったりして、その事を絵に書いて提出するというものがありました。どうしても上の子のスケジュールに合わせがちになってしまう下の子に毎月親子で経験する課題があるZ会 幼児コースを受講していたのは下の子との時間をつくるきっかけになり良かったなぁと思っています。私の場合はお金を払い受講することで、「やらないといけないな」となるので、おそらく受講していなかったらめんどくさくて経験しながら親子で過ごすことは出来なかったと思います。
親子で色々な経験や体験をすることはどんな勉強よりも楽しく知識になると感じるし、色々工夫したり、会話したりすることが、ドリルの勉強では得られない力が育つように私自身は感じています。
私は上の子が小学校高学年の時に出会ってしまったのですが、どんぐりくらぶという面白い勉強法もあります。
書き
書くとなったら勉強っぽくなってしまうなぁと思って、あんまり勉強っぽくないように取り組んでいきたかったので【こどもちゃれんじ】をやりつつ
この水で書けるやつをリビングに置いておき子供達がやりたい時にやる感じで勝手にやってました。水なので部屋や服の汚れなど心配する必要もなく良かったです。
読み書きがスラスラ出来るようになってからは習字教室に行かずにキレイにかけたらよりいいなと思ったので
これを自宅のプリンターでコピーして二人ともやってました。本に書くのは書きにくそうだったのでコピーして使用していました。1冊で2人が使えて、本に書き込んでいなかったのでメルカリでも需要があり不要になった時にすぐ売れたので、めんどくさかったですがコピーして使用していたのはとてもコスパも良かったように感じています。何度も練習するのではなく、スーピタッとか言いながら遊び感覚で字がキレイに書けるようになった感じでこの本は良かったなぁと思っています。
そろばん
幼稚園の年中位の時に数に興味がありそうだなと思ったので自分がそろばん経験者だったこともあり家で子供達に教えていました。
計算ドリルとかプリントとかひたすらやるよりそろばんの方がゲームみたいで面白いかなと思った(自分が子供の頃そうだった)ので、生活の中にそろばんの時間を取り入れることを習慣化出来るように試行錯誤していました。詳しい取り組み方法は以下に記録しています。
習い事
スイミングとピアノを習っていました。
スイミング
スイミングは私自身が子供の頃全く泳げなくて(今も)水やプールが大嫌いだったことから子供には同じ経験をして欲しくなかった、体育のプールの度に嫌だなと思って欲しくなかった、赤ちゃんの頃の子供と二人きりの時間をどう過ごして良いかわからなかったという理由で、親子で一緒に入れるベビースイミングから習いはじめました。1日の生活時間のメリハリをつけられたので良かったです。フリー出席制で何回行っても良かったので、何も用事ない時はダラダラ過ごすならプール行こうかみたいな感じで家族でスイミングに行ってました(笑)
スイミングから帰ってきて一緒に昼寝する生活を送ってました(笑)ベビースイミングは親も一緒に入るのでかなり疲れます。
そんな生活を送っていたら二人とも小学校入学までには4泳法を習得していました。その時は今とは違い大分アクティブに過ごしていたなぁと今になって自分で思います(笑)
二人とも泳ぐのが大好きで毎年夏を楽しむことが出来ているので私の思っていた習い始めた目的は達成しました(私は相変わらず水嫌いですが笑)
体力がつき、二人とも全然病気にならず元気に過ごせているのはスイミングのおかげかなぁと思っています。
ピアノ
ピアノは上の子が歌が上手いなぁと思って習ってみる?という感じで体験に行きました。何度もスランプを乗り越え、今も続いています。続けるコツは親が口出ししないことかなと身にしみて感じています。やめたくなってる時は大体私がうるさく口出ししてしまってる時だったと超反省しています(笑)親が無理やりやらせようとしたら子供はやらなくなる法則があるのかも(笑)
今はいい感じに本人達に任せられるようになり、練習しているのを耳だけ聞いていて、良くなったなぁと思った所だけ伝えるようにしているので子供たちは割と機嫌よく練習しています。
英語
全くやらないよりちょっと親しんでおこうかなという感じで考えていました。
上の子は【こどもちゃれんじ】をやっていたこともありチャレンジEnglishを受講していました。DVDを見たり、絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりという感じで、受講する目的が、生活の中で英語にちょっと触れておくという感じならとても良い教材だと思います。下の子は上の子の付録で遊んでいました。
車の中でアニメを英語で見たり、英語の音楽を聞いたりもしていました。
スポンジボブは内容は結構下品で(笑)教育上どうなんだ?という話もあるかも知れませんが、子供達はゲラゲラ笑って見てました。
ディズニー系も結構見ていました。英語で見たり日本語で見たり。初めから英語で見せていたのでこんなものかという感じで見ていて嫌がられませんでした。何回も英語で見てから日本語を見せたので日本語もあったん?という感じでた(笑)
子供達は全然人見知りしない性格だったこともあり、近所に英語で楽しく遊んで子供を3時間ほど預かってもらえるイベントがあったのでそれを時々利用していました。子供は楽しいし、親も自分の時間が出来てありがたいイベントでした。
上の子が小学3年生、下の子が1年生になる前に、イベントの英語教室の先生から通常のレッスンの案内をいただきました。子供達の性格が誰とでも話せるということもあり、英語習ったら外国の友達とか出来て話せたらもっと楽しそうだし、可能性が広がると思うねんけど習わない?という感じでうまく乗せて(笑)英語教室に通い始めました。
https://nonbiri-carefree.com/online-english-conversation-free-trial-plan-during-summer-vacation/受験しないけど小学校受験の教材
小学校受験をすることは全く頭にありませんでしたが、小学校受験をする子供達はどんな事を勉強して受験するのかには興味がありました。
内容を調べてみたら小学校の先取りではなくて考える系だったり、図形だったり、色んな視点からの問題だったのでやっておいたらとても良さそうだなと思い家で出来そうな事をゆるく取り入れていました。
こぐま会 ひとりでとっくん365日
購入して使っていた教材です。ひとりでとっくんというタイトルですがとても1人では出来そうになかったので一緒にやっていました。1日1つならすぐに終わるので時間もかからず全く負担にならないし、親の読み物もあり参考になりました。
1~12まであるのですが、問題数の割に高くて1冊1000円なんですね。透明の下敷きに、ホワイトボードマジックを使用してやればコピーしなくても何回も使えます。工夫して使用すれば兄弟で使えるのと、書き込みがないのでこれもメルカリですごく需要があり直ぐに売れました。
透明下敷きとホワイトボードマーカーを使って何度もワークを利用できる方法を知った時コピーしなくて良いのめっちゃいい!と思いました。分厚いドリルは書きにくいですが薄いドリルなら使える技です。
子育てに正解はない
子育てって子供の性格も能力もみんな違うし、親も違うし、この方法が正しいという正解が本当にないなぁと実感しています。
だからこそ面白いし、親も子も楽しんで工夫して過ごしていった方が大変だけれど幸せを感じることが出来るのではないかと思います。
私自身も楽しみつつも子供によかれと押し付けていてバトルの日々を何度もおくってきました。
悩んで、調べて、検索して、人に聞いて、やってみて、悩んで、気付いてという感じで子ども達との過ごし方、接し方を中学生になった現在も試行錯誤中です。
最近私はボイシーというラジオアプリにハマっています。中でも石田勝紀先生のMama Cafeラジオがおすすめで、子育てする人、子供の教育に関わる人などみんな聞いたら平和に過ごせる親子が多くなるんじゃないかなぁと思い毎日楽しみに聞かせてもらっています。ご縁がありこのブログを読んでくださった方石田先生をご存知なければぜひ聞いてみてください。
石田勝紀先生のMama Cafeラジオ
本もたくさん出版されています。
東洋経済オンラインの石田先生の記事もとても参考になります。
https://toyokeizai.net/category/gungun-child
私が石田先生の事を知ったのは子どもが13歳と11歳だったのでもう少し子供たちがが小さい頃に知りたかったなぁと思いました。よかれと思って押し付けようとしてしまいそうな時は子供の気持ちを考えて子供が困っている時にサポートしていける親でありたいなぁと毎日ラジオを聞いていたら思えるようになってきました。
最近佐藤ママのYoutubeもよく見ています。見るというか私は車の移動中や家事をしている時に耳だけ聞いている事が多いです。
https://youtube.com/channel/UCMsGJLObNXr1D85bOQRTwRQ
子供達への愛とサポートが本当にすごいのです!
上手くまとめられないけど、とにかく愛と、サポートと子供観察、かなぁと私はとらえつつ、毎日楽しく聞いています。勉強のサポートは私には真似出来ないけど、暖かい家で温かいご飯を食べて暖かい布団で寝る、そのためのサポートなら私にも出来るかなと(笑)
くわばたりえさんのVoicyもめっちゃいいです。このYoutube対談もすごく素敵です。
親が子供に求める事をいかに子供に無理させずに工夫してトライ&エラーを繰り返しどうせやるなら工夫しようというスタンスで取り組むことが大切なのではないかと思っています。
- 出来ないことを出来るようにするように親子で工夫する
- 成績や点数で評価しない
- 人と比べない
ここは大切なポイントかなと私は動画を見て気づきました。
まとめ
現代は、各分野のすごい人たちが、自分の経験してきた事をYoutubeやインターネット、SNS、などを通して伝えてくれています。私のような普通の主婦がそんなすごい人たちの考え方や経験をちょっとしたきっかけからネット上で出会い、毎日ラジオやYouTubeで話を聞いて知ることが出来るって面白いなぁと思っています。
ネットやSNSを使う時は、自分とすごい人たちを比べたり、ただ真似をするのではなくて、参考にしてこれは出来そうだな、おもしろそうだなと思った事を取り入れて、やってみたら自分の知らなかった世界が広がり、こうした方が自分には合っているな等気付くことが出来るのでさらに面白くなり楽しみながら最近は過ごしています。
親は我が子にこうあって欲しい、この力は身につけて欲しいとかそれぞれ願いというか、信念のようなものがあると思います。
勉強でも生活習慣でもやってみよう、出来そうだ、やってみたいと思った事を取り入れてみて、子供を観察して、楽しくなさそうだな、とか合わなさそうだなと思った時はやり方を変えるかやめて、また新しいことに取り組んでいけばよくて、やらないといけないとか、やるべきとかになってくると親も子も苦しくなるように思います。
子供達にも色々やってみたいと思った事をやってみて上手くいかなかったらまた別の方法を考えてみたらいいよと伝えています。
大きくなってきた子供達の勉強も、せっかく時間をさいてやるならいかに自分が楽に身につけられるか考えて試したらいいよと。
読んでくれたらいいなと思った本をそっと本棚に置いたら子供が興味を持って自分で読みはじめたらよしっクリアみたいな感じで、種まきゲームみたいな感じで私はいかにこどもをうまく自発的に動かすかにチャレンジして楽しんでいます(笑)全然クリア出来ずかなり難ゲームなのですが。検索してもゲームみたいに攻略法出てこないし(笑)
子供が自分でやりたいと思うように、嫌にならないように観察しながらサポートしていく。一緒に伴走しながらマラソンしていくような感じでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
私は漫画読むの全然OK派なので本棚は漫画だらけです↓↓↓
学校では教えてくれないシリーズもおすすめです。